少し前に日本でブームになったアガスティアの葉。5000年前よりあるとされているインド発祥の占いとして多くの方が鑑定を受けています。現地の方だけではなく、日本人も多くの方が自分の葉を探しに行っているのも事実です。今回は
- アガスティアの葉は何語で記載されているの？
- 通訳の方はいる？
- 実際の体験談
の３つを中心にまとめました。インドは色々な文化があり、言葉も多様です。せっかく出向いても言葉を通訳してくれる方がいなければ意味がありません。それでは実際、どのような形で鑑定されるのか解説していきます。
アガスティアの葉に書かれている言葉は何語？
アガスティアの葉はタミル語という日本では馴染みのない言葉を使っていました。以下で解説していきます。
タミル語とは？
タミル語とはインド南部に位置する「タミル・ナードゥ州」の言語です。スリランカやシンガポール、南アメリカ等で使われており、幅広い国で使用されています。世界で18番目に多い約7400万人の話者がいるとされており、独特な文字な事が特徴で、言葉や数字は記号のような形で表記します。
タミル語は日本では東京大学、海外ではコロンビア大学、フランス国立東洋言語文化研究所、モスクワ国立大学等で幅広く学ぶことができますよ。
日本では1990年代に「ムトゥ 踊るマハンジャ」等のインド映画が紹介された事もあり、タミル語に関心を持つ日本人も増えているようです。
タミル語の歴史
現地のドラヴィダ語族の中では最も歴史のある言葉で、紀元前３世紀頃から使われていたとされています。タミル語は3つに分かれており、3世紀～6世紀までのタミル語を「古タミル語」、7～18世紀頃のタミル語を「中期タミル語」、以降のタミル語を「近代タミル語」と呼ばれています。
インド政府はタミル語を古典言語として認めており、古典文学も多数ある事が分かっています。
インドの言語の種類
インドの公用語は「ヒンディー語」と「英語」の2種類です。インド全体の主要言語全て合わせると約260種類（方言を入れると600種類）の言語があります。インドは世界最大の鯛民族そして多言語国となっており、言葉の壁が地域によって発生している状況です。
色々な民族が集まっている為、今になって言語の統一は不可能。ヒンディー語を使用する地域が多いのであれば一つにまとめてしまえばいいと考える方もいますが、現実的には各々の言葉を使うこだわりや宗派のようなものが存在する為、今後も多言語の国として続いていくと予想されています。
鑑定時の通訳について
鑑定時の際は、通訳はいるのか、どんな言葉なのか調べてみました。
鑑定時、通訳の方は現地の人？
鑑定時は、リーダーと呼ばれる高齢の男性の方が中心に葉を一枚ずつ読み、その隣で現地の方が日本語で通訳するという流れになります。
オンライン鑑定の場合はズーム等を利用して鑑定されます。その際、1人の占いの先生＋2人の通訳が既にスタンバイしており、タミル語から英語、英語から日本語へ通訳し本人へ伝えられるという流れだそうです。申し込んだオンラインの鑑定にもよりますが、最終的には日本語でしっかり伝えてくれる為、心配はないでしょう。
鑑定時のエピソード
鑑定の際は、一つ一つ質問をされる事から始まります。その質問に対して「イエス」「ノー」で答えていき、自分の葉を見つけていきます。早い方はすぐ見つかりますが、長い方は最長5時間程かかった方もいました。
名前、家族構成や会社についてなどの質問を受けた際、始めの方は「イエス」と言える質問が全くなく「本当に自分の葉なんてあるの？」「やっぱり誘導尋問？」と感じた方もいたようです。しかし、突然一つの質問から全て「イエス」と答えられる質問が続き、気付いた際は今の自分の状況が開示されていたという人もいました。
誰にも話していない悩み、考えや今後つまづくであろう壁についての話等をどんどん伝えられ、半信半疑で鑑定を受けた方も「最後まで内容を聞きたくなった」と心の変化が現れたというエピソードもありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか？今回はアガスティアの葉に使われるタミル語についてまとめました。インドは多様な文化があるイメージですが、ここまでの多国語があるとは想像していませんでした。その多国語の中でも最古と言われるタミル語が使われているアガスティアの葉。やはり5000年前からの予言書というのは本当なのかもしれません。是非興味のある方はインドの文化についても調べてみてくださいね。
