紀元前3000年に実在した聖人が遺したとされる、一人一人の予言が書かれたアガスティアの葉。
そんな大昔の人がどうやって未来に生まれてくる人間、一人ずつの予言を書けるのかと不思議に思いませんか?
今回は、そんなアガスティアの葉の予言のトリックやカラクリについて、スピリチュアル大好きな私が徹底調査してみました。
果たして、本物のアガスティアの葉とは実在するのでしょうか。
気になる方は、ぜひ、この記事を最後まで読んでみてください!
アガスティアの葉にはトリック・カラクリがある嘘やインチキ商品?
Yahoo!知恵袋の質問 「テレビ局のやらせというトリックでしょうか?」
アガスティアの葉はニセモノや詐欺も多いので、テレビのケースの真実は分かりません。
ただ、私の周りでは、アガスティアの葉を開けた人が何人もいますが、トリックやカラクリなどは絶対に不可能なレベルで言い当てられています。
例えば、
・30年以上前に亡くなった親族の名前を言い当てられた(その名前を誰にも言ったことがない、本人も久しぶりに思い出した)
・誰にも言っていない過去をありえないくらい具体的に過去のことを当てられた
といったことを度々聞きます。誘導尋問とかではとても無理なレベルの整合性ですし、わざわざ探偵を雇ったとしても費用が合わないし、仮に雇ったとしても調べが付かないようなことまで具体的に言い当てられているケースが多いです。
そういう意味では、アガスティアの葉は現実的な仕組みやカラクリの上で成り立っている物ではなく、単純に人知を超えた何かによって出来ている仕組みといえます。
こればかりは体験してみないと分かりませんし、そもそもこういった世界を信じられるかどうか次第でもあります。疑う気持ちがあるのであれば、アガスティアの葉は止めておいた方が良いでしょう。
アガスティアの葉の予言が嘘でトリックがあると言われる背景
アガスティアの葉は、紀元前3000年頃の南インドに実在した聖人のアガスティアが、未来に生まれてくる一人一人の人間の予言を葉に書き記したものと言われています。
そんな昔の人が、神様の予言を書き記すなんてあり得るのかと、その真偽を疑う声は多く、「アガスティアの葉はインチキだ。」「トリックがあるに違いない。」と言う意見が多く上がっています。
では、なぜインチキでトリックがあると思われているのでしょうか。
誘導尋問で個人情報を当てている?
アガスティアの葉を探す際に、指紋で特定したいくつかのアガスティアの葉からその人のものを見つけるため、ナディリーダーがいくつか質問をしていきます。
その際に、簡単な質問を「はい」または「いいえ」で答えていくことになりますが、その質問の際に誘導尋問をして個人情報を当てているのではないかと言う意見が多く上がっています。
誕生月であれば1月から12月まで順に聞いていけば特定できますし、名前も一文字か二文字か、一文字目はあ行〜わ行まで順に聞いていけば特定することができるので、誘導尋問によって個人情報を特定させていると考える人もいるようです。
コールドリーディングで当てている?
コールドリーディングとは、相手の見た目や話し方、会話内容から相手のことを言い当てることで、相手に自分のことを理解していると信用させる会話術です。
コールドリーディングで会話をしている場合、複数の解釈ができるような内容を話したり、誰にでも当てはまるような内容をあたかもその人のことのように話すことで、自分のことを理解していると感じさせている可能性があります。
よく占いでも利用されているテクニックなので、アガスティアの葉の予言にも利用されているのではないかと疑う人も多いようです。
事前に探偵などを雇って情報を取得している?
テレビに出てくる占い師による占いを見て、事前に探偵を雇って情報を取得していると疑う人が多いようで、アガスティアの葉も同様に、館へ予約をした時点で、または代行者やオンラインでの予約をした時点で、その人について調査しているのではないかと疑う人もいるようです。
ただ、インドの館に直接予約した場合、インドの館は日本でわざわざ探偵を依頼する必要があり、高額な費用がかかり、アガスティアの葉を探すよりもお金がかかるため、そこまでして身辺調査をしていると言うのは考えにくいのではないでしょうか。
【アガスティアの葉の仕組みを解説】手順・流れを解説
こちらでは実際にアガスティアの葉を探すために、アガスティアの葉の館で行われている方法について詳しく解説していきます。
インドに実際行って鑑定する場合も、日本でオンライン代行鑑定する場合も探す手順は基本的に同じです。
どのような仕組みで自分のアガスティアの葉が見つかるのか、順番を追って詳しく説明していきますね。
自分のアガスティアの葉はこうやって見つかる!
アガスティアの葉と言っても書かれているのはぺらぺらの葉っぱ、ではなくヤシの貝葉です。貝葉とはヤシなどの植物の葉を加工して、紙の代わりに用いた短冊状?板状?のものなので現代まで受け継がれているというわけなんです。
ヤシの葉に古代タミル語で書かれた予言を、数十年の修行を積んだナディ・リーダーが現代タミル語に訳し、通訳の人を介して私たちに伝えてくれます。
実際にどのような仕組みでアガスティアの葉が見つかるのか、順を追って見ていきましょう。
人間の指紋(拇印)が108種類に分類されており、それがさらに4つの分類に区別されているとか。指紋を調べることで、400万枚ほどあるアガスティアの葉から自分の葉を見つけるのです。
ここで渡すのは指紋だけ、個人情報について何も渡すことはありません。
指紋によっていくつか絞られたアガスティアの葉から、その人の物を見つけるために、なディリーダーによって、簡単な質問をされ、全てを「YES」か「NO」で答えていきます。
質問内容の例としては、
- 誕生月
- 今の年齢
- 職業
- 兄弟の有無
- 両親の生死
- 既婚か未婚か
- 名前の文字数
など、様々な簡単な質問をされます。
決して、その質問に対して答えを言うような返答はしてはなりません。
例えば、「あなたは長女ですか?」と言う質問に対して、「次女です。」と答えるのは禁止で、「はい」または「いいえ」のみで答えていきます。
例)
「あなたは月曜日に生まれましたか?」
YES
「あなたにはお兄さんがいますか?」
YES
「あなたの誕生日は3月ですか?」
NO
NOが出た時点で、ナディ・リーダーの持っているアガスティアの葉は別の人のもの。次の束に切り替わります。
「あなたの生まれた時間は午前中ですか?」
YES
「あなたは月曜日に生まれましたか?」
YES
と永遠かと思われる同じような質問が続く中、突然、
「あなたのお母さんの名前は、ヤ行でですか?」
YES
「あなたのお母さんの名前はヨウコ、ですか?」
YES!
ある瞬間から家族の個人情報が恐ろしいほどの精度で当たり始めます。
それにより「葉」特定します。
質問の末、「はい」と言う返答が多いものが、その人のアガスティアの葉と言うことになります。
いくつか「いいえ」がある場合も「はい」と言う返事が多ければアガスティアの葉として認定されるようですが、なかには、初めから両親の名前や自分の名前を当ててくることもあるようです。
上記のように家族の名前が当たり始めると、全てがYESの答えになります。自分の葉が見つかったので当たり前といえば当たり前ですが、その情報の細かさが半端ありません。
お父さんや兄弟の名前はもちろん、学歴や昔した病気、怪我など本人でしか知り得ない情報が次々と言い当てられるのです。
自分のアガスティアの葉が見つかるのは1時間ほどの人、数時間かかる人、はたまた見つからない人と様々です。
アガスティアの葉の面白いところは、葉が見つからなかったからと言ってこの後も見つからないわけではない、ということ。アガスティアの葉を開けるタイミングと、その人のタイミングが合った時に初めて見つかるというとても神秘的な予言。
そのため、
アガスティアの葉ってなんか怪しい
と言われることもしばしば。
しかし、実際にアガスティアの葉を探し、見つけ出した人は誰も知り得ない情報に困惑する一方で、理屈だけでは説明しきれない不思議な力に魅了されるのです。
アガスティアの葉は現代科学では説明できない仕組み
このような仕組みでアガスティアの葉を探していくのですが、見つかった後はアガスティアの葉の精度があまりにも高くびっくり、とアガスティアの葉の不思議を信じる人もいれば、何かトリックがあるに違いない!と考える人もいます。
実際に体験し、本人にしか知り得ない情報を当てられた人たちの声を集めると、
- 個人情報を集めるには時間がなさすぎる
- ナディ・リーダーが間髪をいれずに正しい情報を伝える
- 衝撃的な具体性!
など、これがトリックなんてありえない!と感じているのです。
そして、自分や家族のことが当てられるだけではなく、未来の予言について書かれたこともその通りに起こっているということは、やはり科学だけでは説明が付かないもの、人智を超えたもの、と言わざるを得ないのではないでしょうか。
「アガスティアの葉」が詐欺だと言われるのは、理屈じゃ説明できないからなのでしょうか?
マジックだと必ずタネがありますが、一体どういうカラクリで特定されたのかが全くわかりません。
オンラインの鑑定をしたが、指紋を渡してから3時間ほどで鑑定が始まった。
その3時間の間に家族の情報全てを収集できるとは思えないし、鑑定依頼する人みんなにそんな手間ひまかける方がよっぽど大変で割りにあっていない!
色々な口コミを見てわかることは、アガスティアの葉に実際に巡り合ってみると、圧倒的な精度によってトリックだとは言い切れない、と感じている人が多いことがわかりました。
アガスティアの葉の館を訪れた時には信じていなかった人も後々になって、
- 前世の自分とのつながりを感じることがあった!
- 数年前に開けたアガスティアの葉の予言が当たっていてびっくり!
- 父の死はアガスティアの葉に書いてある通りだった!
などと不思議な偶然に出会い、アガスティアの予言は本当だったのだ!と気付く場合もあります。
未来に関することがその通り起こったということは、やはりアガスティアの葉に書かれている運命には言葉では説明できない何かが働いているのだと、信じてしまいますよね。
アガスティアの葉の鑑定の本物と偽物の違い
アガスティアの葉は、昔、職人の手によって葉に書いてある予言を全て木の束に写しており、その原本は現在13箇所の館に保管され、その原本を取り扱うことができるのは、シバサミーの館の10代目とマニバサカンの館の主の11代目の2人だけです。
それにも関わらず、現在インドには30箇所以上の館が存在しており、詐欺を行っている館も多いと言われています。
では、偽物と本物はどのように見分ければいいのでしょうか。
偽物は強引な誘導尋問などをしてくる
偽物のナディリーダーの場合、簡単な質問の際に、誘導尋問のような質問をしてくると言われています。
名前は一文字か、二文字か、一文字目はあ行か、二文字目はあ行かと言う風に、名前を当てるだけでも、事細かく質問をしてくると言われており、質問回数がやたら多く誘導尋問のようになってくるようです。
名前が当たるまで一文字目は何行目かと聞かれた人もいるようです。
また、ひどい時は、「はい」「いいえ」で答える質問ではなく、「職業は?」と直接聞かれることもあるようで、そのような場合は、偽物と判断して間違い無いでしょう。
本物はこちらが言わずとも当ててくる
真のアガスティアの葉を見つけることができた多くの人が口を揃えて言うのは、質問回数が少なく、驚くほど的確な質問をしてくるということです。
なかには、最初から自分の名前、両親の名前を当てられることもあるようで、本物の場合は質問回数が少なく、誘導尋問のような質問はされません。
本物の場合は、誘導尋問がなく、必ず「はい」または「いいえ」で答えられる質問内容だけをしてくると思うといいかもしれません。
また、アガスティアの葉の内容自体も本物の場合は、驚くほど年代や名前など具体的な内容が記されていると言われており、誰にでも当てはまるような内容ではなく、その人だけにしか起こり得ないような具体性を持った内容になっているとされています。
アガスティアの葉は見つからないことも多い
アガスティアの葉を見つけるのは、かなり難しいと言われています。
一回で見つかる人もいれば、何度も館を訪れて探し出す人もいると言われており、見つからないと言うことも少なくありません。
では、何故なかなかアガスティアの葉が見つからないのでしょうか。
目覚めていない人は見つからない
そもそもアガスティアの葉には、それを開くタイミングが必ず一人一人にあるとされています。
アガスティアの葉自体に、葉を開く年齢が書かれていることもあるようで、人生の曲がり角や変化が訪れる瞬間など、その人にぴったりの開く時期があります。
そのため、アガスティアの葉に少し興味があって、開いてみたいと思っても、まだそのタイミングではない、目覚めていない人には本当のアガスティアの葉は見つかりません。
初めて訪れてすぐに見つかる人もいれば、何度もインドへ訪れて、そのタイミングを探る人もいるようです。
面白半分で鑑定する人は見つかるはずがない
アガスティアの葉は嘘だろう、インチキだろうと思い、その真偽を探ってやろうと思ってアガスティアの葉を探しにいく人もいるようです。
ただ、アガスティアの葉探しには、シヴァ神への信仰や、先ほど説明した目覚めが関係すると言われています。
アガスティアの葉を開くことができるのは、その葉を開くことを必要としている人、開くタイミングの時にしか開くことができないので、面白半分で見つけようとしても、真のアガスティアの葉を開くことはできません。
そのため、偽物の鑑定を受けたり、本物のナディリーダーに出会えたとしても、アガスティアの葉を開くタイミングではないため、見つかるはずがないのです。
まとめと「本物」の紹介
今回は、大昔の聖人が残した予言書であるアガスティアの葉は実在するのか、そのトリックやカラクリについて、調査してみました。
内容をおさらいすると、
アガスティアの葉の鑑定には偽物と本物がある偽物は、誘導尋問が多く、質問回数が多く、予言内容も薄くて曖昧本物は、誘導尋問がなく、質問回数が少なくて予言内容も驚くほど具体性があるアガスティアの葉が見つからないのは、まだ開くタイミングではない可能性がある面白半分で探しても、葉を開く適切なタイミングではないので見つかるはずがない |
アガスティアの葉の鑑定は、偽物も多く存在するため、知識を持って見極めていく必要があるようですね。